長林寺

   

足利市西宮町2884  地図

田崎草雲墓 足利藩。
南画家。
文化12年(1815年)10月15日、足利藩江戸藩邸に足軽2人扶持の祐筆、田崎恒蔵の長男として生まれる。
幼少より絵に長じて、縁戚の金井鳥洲、次いで谷 文晁の門下となる。
尊王志士と交わり幕府の嫌疑を受けるが、遊歴をすることで安政の大獄の難を避ける。
明治元年、藩主以下重臣に説き藩論を勤王に統一させ、藩内の百姓を徴兵した「誠心隊」差図役として藩の防衛に努めた。
明治31年(1898年)9月1日没。
享年82歳。