市渡

   

野戦病院跡地:北斗市市渡6周辺  地図
焔硝倉の沢:北斗市市渡132周辺

箱館戦争野戦病院跡地 東軍の野戦病院の跡地。
箱館戦争焔硝倉の沢 明治元年冬に、大野村に東軍の額兵隊隊長・星 恂太郎以下300人が西軍との戦いに備えて陣地を構築した。
翌年春には西軍との交戦は必至であり、江差から上陸すれば江差山道の通過は当然であったと思われた。
そのためここに陣を構えたのは、見通しがよいなど地理的条件を考慮して焔硝倉をこの沢においたものと考えられる。
この付近の左右の峰地帯に散兵壕数十個があり、突出しの沢には東軍の方形台場がある。
古老は「火薬は赤ダモの木の箱で運んだそうだ」と語っており、この沢にある大きな赤ダモの木の根元に焼けこげた跡が残っている。
今でもこの辺りの沢を焔硝倉の沢と言っている。