城国寺

   

栗原市花山字草木沢宿34  地図

遠藤文七郎墓 仙台藩。
宿老。
川口邑主。
3000石。
文七郎は性格が短慮な上、気性が激しかったと言われ、文久2年(1862年)に上洛すると尊皇攘夷派に共感を覚え、帰国すると藩論を尊皇攘夷でまとめ上げようとする。
ところが、同じく重臣の但木土佐は佐幕派であり、尊皇攘夷に反対して対立する。
文七郎は但木との政争に敗れて閉門の処分を受けた。
戦後は侍詔院下局に勤め、次いで仙台藩権大参事となった。
明治32年(1899年)4月20日没。
享年64歳。
贈従四位。