清川口古戦場

   

庄内町清川字上川原36-1周辺  地図

清川口古戦場 明治元年4月24日早朝に清川腹巻岩を占拠した西軍は、腹巻岩山上より清川村に対し攻撃を開始した。
これに対し庄内藩は、かねてからこの事あるを察知し布陣しており松平甚三郎を総大将に、水野弥兵衛を士大将として、御殿林を中心にただちに応戦した。
しかし西軍の急襲により苦戦となり、婦女子は狩川に避難したが、午後には援軍が到着し、奇襲戦法なども功を奏し、戦況は逆転した。
午後3時頃、庄内藩は腹巻岩の要地を奪還し、西軍を撃退した。
激戦の結果、庄内藩の戦死者13名、負傷者18名、西軍の戦死者12名、負傷者50名余りと言われている。