折戸浜

   

松前町字建石226周辺  地図

折戸浜古戦場跡 明治2年4月17日西軍による松前城奪還作戦が行われ、軍艦春日が江良を艦砲射撃したのを合図に西軍が進撃を開始。
東軍はほとんど抵抗をせず松前方面へ退却したが、追撃してきた西軍を三度も撃退した。
西軍は折戸浜砲台に5隻の軍艦による艦砲射撃を集中させたが、東軍は5時間に渡り持ちこたえた。
しかし、北側の山地に進出した西軍によって、この防御線は破られ、最後まで残った松岡四郎次郎ら7、8人が退却しようとした時、頭取改役岡田斧吉が銃弾に倒れたが、遺体を収容する暇はなく、首を切って持ち帰ったという。
山の手をすすんだ西軍は、背後から城に突入し、松前城の奪還に成功した。
折戸浜砲台跡