落部

   

八雲町入沢234周辺  地図

箱館戦争陣地跡 明治2年4月、乙部に上陸した西軍は五稜郭の奪還に向け、一隊を厚沢部村の安野呂から江差越を通り落部村へ進撃させた。
これを知った東軍は入沢において迎え撃つため、急遽住民を動員して土塁20数基と陣地を構築して防御を計画したが、砲3門を擁する300余名の西軍に少数では勝ち目がないと見て5月3日に撤退した。
いまも南方の丘陵地帯に土塁が残っている。