六道口

   

宇都宮市西原1丁目5-23周辺  地図

戊辰之役戦士墓 明治7年(1874年)に旧宇都宮藩士戸田三男によって建立された東軍戦死者の墓。
明治元年9月8日未明、山本帯刀率いる長岡藩兵は濃霧のため味方と勘違いし宇都宮藩戸田三男隊に捕えられてしまう。
知らせを受けた軍監中村半次郎の判断で、山本達は処刑されるが、その直前、死を覚悟した山本達は自らの愛刀と軍資金200両を「これを貴藩に提供す。相当の費用に充てられんこと」嘆願し従容と死についた。
帰藩後、戸田三男は受け取った200両を元手に有志の賛同を得て、東軍戦死者の墓地を整理して建碑した。