下手渡藩陣屋跡

   

伊達市月舘町下手渡字天平17周辺  地図

下手渡藩陣屋跡 藩主立花種恭は本藩の柳川藩と行動をともにしていたが、下手渡に残った藩士達は苦境に立たされることになり、奥羽列藩同盟成立に際しては、家老の屋山外記が藩主名代としてやむなく調印したが、仙台藩は藩主不在のまま同盟に加盟した下手渡藩を最初から疑っていた。
明治元年8月16日、200名ほどの仙台藩兵が陣屋を襲った。
下手渡藩は屋山外記を先頭に応戦したが、陣屋は焼失し城下も焼かれた。
懐古之碑 下手渡藩の歴史や気風が記されている。
明治35年(1902年)7月に旧藩士達が中心になって建立された。