鹽竈神社

   

塩竈市一森山1-1  地図

ブリュネの碑 幕府要請のフランス軍事顧問の一員として来日したブリュネは、榎本艦隊と共に箱館へ向かう途中の明治元年8月26日に浦戸寒風沢(塩竈市)に寄港した。
艦隊は修理や物資補給、会津藩士や新選組乗艦のため1ヶ月程停泊したが、その間ブリュネは榎本武揚に伴われて仙台藩主・伊達慶邦に面会、主戦派の軍議に出席したり、南境の戦線視察をしながら仙台周辺を歩き回り、克明なスケッチを何枚か残している。
外国人による塩竈を描いた最も古い作品となる「鹽竈神社表参道」のスケッチは、一行が鹽竈神社を参拝した後に、融ヶ丘(塩竈公園)の中腹から描いたものと思われる。
平成16年(2004年)8月建立。