漆山陣屋跡

   

山形市大字漆山3482-22周辺  地図

漆山營址碑 戊辰戦争当時、漆山は館林藩の飛び地であった。
明治元年閏4月4日、山形藩家老水野三郎右衛門は、庄内藩の隊長・中村次郎兵衛と交戦を避ける密約を交わしていたが、蔵増に布陣した漆山陣屋の兵は真正面から庄内藩兵に加えて、上流部で山形藩兵が素通りさせた庄内藩兵にも側面から攻撃された。
漆山陣屋兵は大砲隊長の梶塚勇之進をはじめ荷役に借り出された農民3人も戦死した。
この碑は大正7年(1918年)5月建立。