鷲ノ木史跡公園

   

森町字鷲ノ木町161周辺  地図

旧幕軍之鷲ノ木上陸地 明治元年10月20日榎本武揚率いる艦隊が鷲ノ木浜に上陸した。
この日は北西の風が強く、海は荒れ、積雪は30cmもあった。
上陸時に海に転落したり舟に挟まったりして16名が事故死した。
榎本艦隊は「回天」、「開陽」、「蟠龍」、「長鯨」、「神速」、「鳳凰」、「回春」、「大江」の8艦で榎本武揚、大鳥圭介、土方歳三、松平太郎、古屋佐久左衛門ら2000人以上を運んできた。
土地勘のある榎本が鷲ノ木を上陸地に選んだのは、何の防備もなく無血上陸が可能だという確信があったからである。
鷲ノ木には小さいながらも集落が形成されており(約80戸)、2000人以上もの兵を真冬の蝦夷地に露営させずに済むという計算もあった。
榎本軍鷲ノ木上陸地跡
山本泰次郎墓 幕府軍。
伝習士官隊差図役。
明治元年10月24日峠下で傷、11月9日戦傷死。
19歳。
箱館戦争鷲ノ木戦没者之碑 上陸時に事故死した16人の慰霊碑。