山元町歴史民俗資料館

   

山元町浅生原字日向13-5  地図

戊辰之義人之碑 仙台藩の降伏の使者、山下村百姓彦左衛門と長左衛門の顕彰碑。

明治元年8月11日、駒ヶ嶺城が落城寸前となり、亘理館主・伊達邦成は降伏の使者として山下村の百姓・長左衛門と彦右衛門を遣わした。
2人は相馬の西軍本営に向かうが途中で間諜として捕えられる。
西軍側は真偽を確かめるため彦左衛門を人質とし、長左衛門を仙台へ戻らせ家老の同行を求めた。
約束期限に未着の時は彦左衛門は斬首となっていたが、猶予期限の寸前に一行は到着し九死に一生を得た。
戦後2人は伊達家の紋の入った羽織が与えられ、苗字帯刀を許された。