館山寺

   

栗原市栗駒岩ケ崎新地ケ沢4  地図

中村宗三郎墓 仙台藩。
一家。
岩ケ崎邑主。
4524石。
安政2年(1855年)近習となり江戸に行き、江川太郎左衛門について西洋の火器を5年間研究してから郷に帰って家を継ぎ、若年寄となり洋砲の業務を監督する。
元治元年(1864年)第一次長州征伐が起こると江戸藩邸の留守居役を命ぜられた。
戊辰戦争では総督として秋田へ出陣し、8月8日には増田で秋田、新庄、長州軍と交戦撃退し諸城を攻略した。
9月、秋田城攻略を目前にしながら降伏したことを悔やみ、以後藩事には関係しなかった。
岩ケ崎に閑居して、詩画を善くし優遊風雅を楽しむが、明治22年(1889年)初代岩ケ崎町長に就任。
在職中の明治36年(1903)1月没。
享年69歳。