林香院

   

仙台市若林区新寺5丁目1-1  地図

東海林龍蔵墓 仙台藩。
椙原十太夫手銃士。
明治元年8月20日磐城旗巻で戦死。
石田正親墓 仙台藩。
着座。
大松沢邑主。
1000石。
安政3年(1857年)に大番頭となり、慶応3年(1867年)奉行となる。
戊辰戦争では、総督府より庄内征討を命ぜられたが、庄内藩の罪状が判然とせず援兵は出せないと通告した。
8月初め、駒ヶ嶺本道口総帥となり防戦に努めたが、敗れる。
敗色濃厚となった9月10日、6人の奉行が全員登城して、それぞれ意見を述べ、大内縫殿・片平大丞・松本要人は主戦論を主張し、遠藤吉郎左衛門・中島外記・石田は降伏論を主張し激論を交わしたが、藩主慶邦の裁断によって降伏が決定した。
維新後は仙台藩大属となり、明治4年(1871年)廃藩置県の際に廃官した。
明治9年(1876年)6月27日没。
享年41歳。